・段差の解消・







 

高齢者は、足のけりが弱いため、すり足で歩くようになり、又、視力も低下するため足元が見にくくなります。そのため、住宅の内外にある段差につまずきやすくなります。
よって段差を解消しなくてはなりません。

●CASE1●
5
センチ位の段差を解消
対象:敷居

改造プラン1  スロープをつける


断面図

車いす使用の場合は5センチ〜6センチぐらいまでの敷居高さに対して、底辺の長さ10センチほどのスロープをつけます。
市販されているものも数多くありますがどうしても高さがあわない時には木製スロープを製作します。

改造プラン2  敷居を取り除く
一般的に敷居は縦枠と釘などで固定されています。したがって、中央に切れ目をいれて引き抜きます。敷居の下に仕上げ材の補修が必要になります。ドアの下端にあきがでますのでここも補修します。

改造プラン3  敷居を削ってすりつけに

断面図

敷居が無垢材の時は、大工工事で削ることも可能です。片引き戸で奥行きのある枠なら、洋室側を斜めに削ります。


joho@homestep.com