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<ガス温水式>
温水マットもしくは温水を循環させる配管を敷いてガスによって温水を温める方法です。一般に電気式よりも施工に手間がかかるといわれますが、簡単に施工できるタイプも出てきています。
1台の熱源機で温水をつくり、床暖房をはじめ冷暖房、給湯、乾燥などを行えるシステムがあります。新築、大きな増改築などでガス温水式床暖房を取り入れるならシステムごと組み込んだ方がお得です。
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一般には家族の集まるリビングやダイニングにという方が多いのですが、リビングや居室などと温度差があるトイレ、浴室、脱衣室などに施工して健康面に配慮することもできます。特に、浴室は、冬場はなかなか暖まらず暖房器具も持ち込めないので、洗い場の床暖房が暖房方法として最も適しているといえます。この他、足元が冷えやすくこまごまと動くことが多いキッチンも、床暖房があると、足元が暖かく暖房器具が邪魔になるということもありません。
他の暖房方法に比べると、施工費用や電気工事、ガス工事など手間やコストがかかり割高感が否めない床暖房ですが、ランニングコストはうまく使えぱ思ったほどではなく、長い目で見れぱ決して損ではありません。改装、新築をお考えなら、メリットが多い床暖房を取り入れることも一度検討されてはいかがでしょうか。
***扉と鍵***
家を建てるときには、どうしても扉(門、玄関扉をはじめとして)は必要です。よそからの侵入者を防いだり道と我が家の境をつけたりする門扉や玄関戸、そして、室内ではキッチンとダイニングの仕切りであったり、廊下と寝室の境の扉であったりします。日本では、習慣上、戸の開け放しは行儀が悪いと小さい頃からしつけられますが、欧米では扉を開けておくのが通常で、閉めているときは「寝てます。起こさないで。」と意思表示するときなどです。これは冷暖房の仕方にも関わってくるのですが、欧米ではセントラルヒーティングで家全体を暖めるため、ドアを閉めておくと部屋ごとに温度差ができて過ごしにくくなるためということもあります。逆に、日本では各部屋ごとに暖房するので、ドアを開けておくと部屋が暖まらず不経済です。
このように扉を閉める閉めないはお国柄もあるので臨機応変に活用すれぱいいのですが、過剰に閉塞感を持たせてしまう鍵については、子供部屋のドアに付けるのは個人的に反対です。部屋は親も入れるようオープンにすべきだと思います。テレビ、オーディオ、電話、全て子供部屋に揃えてしまっては、子供は自分の部屋が砦になってしまい、よそからの侵入者(親)を防ぐために鍵をかってリビングには出てこず、親とも話をしなくなる可能性もあるのでは・・・。
扉はとても大切なものですが、使い方を間違えると家庭内暴力、親子断絶を招きかねません。安易にドアに鍵を付けることは家を作る側の人はもちろん、わたしたちもアドバイスするのをやめなければいけないことだと思います。
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joho@homestep.com