高気密・高断熱の住宅のメリットを活かしながら健康的な室内環境をつくる対策として、まずは化学物質をできるだけ含まない材料、特に天然素材の利用がオススメです。

長　所	短　所
●自然の材料なので、有害物質は含まれていない。 ●調湿効果をもつ（塗料やワックスがかかっていないもの） ●手触りや肌触りがよく温かい。	●材料の乾燥や家の換気が悪いと湿気に弱い。 ●曲がり、ねじれ、反り、割れなど素材自体の変形や収縮があるために、フロアなどミゾが広くなったり狭くなったりする。 ●合板（フローリング）に比べてコストがかかる。

「バンブーフロー」？竹から生まれた天然竹材フローリング
次世代の新素材として竹から誕生したバンブーフローは、自然の風合いを活かした高級フローリング材。竹ならではの人と環境にマッチした住まいづくりを実現します。

価格：1平米あたり15000円 ●竹そのものの美しさ すべての製品は厳選された天然孟宗竹が原材料。竹そのものの美しさ、丈夫さ、光沢や上品な色調が自慢です。 ●人と環境にやさしい 竹は４年周期で供給が可能なため、環境破壊の問題もクリア。木材に代わる有効資源として誕生しました。 ●しっかり長持ち 竹は弾力性に優れ伸縮性が少ないので、変形しません。防水性、耐久性にも優れています。 ●室内はいつも快適清潔 化学物質汚染やダニの心配もなく、赤ちゃんにも衛生的。ほこりが付着しない快適清潔な空間を提供します。

「竹は木材に比べて変形しないので、木材床暖房システムに最も適しているといえそうじゃな。」

　

長　所	短　所
●調湿、耐火、断熱、耐熱に優れている。 ●水で練りコテで仕上げるので継ぎ目がない。 ●自然素材のため、有害物質などを発生させないので安全。	●手仕事のため、人の腕によってバラツキがある。 ●水を含むので工事（乾燥）に時間がかかる ●乾燥時期により割れやヒビが入ることもある。 ●調湿があるかわりに湿気によるカビの発生のおそれがある。

２１世紀土壁「エコカラット」 エコカラットは、土から生まれた新しい壁材”インテリアセラミックス”。 自然に呼吸して室内の湿度を快適に保つだけでなく、いやなニオイや化学物質まで吸収してくれる、人にやさしい建材です。

●ジメジメ、カラカラを解消→カビやダニを抑えて結露も少ない 　（施工に水を使わないのでリフォームに向く） ●化学物質をしっかり吸収→シックハウス対策にお肌もノドも快適 ●気になるニオイも防止→玄関・トイレも爽やか　ペットにも最適 ●水を使わないのでリフォームに便利（乾式） １枚（303×303mm）500円〜 ＊エコカラットは１枚から販売。リフォームの場合は1平米工事費込みで１万円位が目安です。

土の機能をもった新仕上げ材です。
炭素繊維複合珪藻仕上げ材
ケーソーウティカ・ケーソータタキ・ケーソーライト
自然素材を使った壁の内外素材として注目を集めているものの中に珪藻土があります。
珪藻土は有害物質を含まない、人にやさしい自然保護にかなった素材といえます。

	●珪藻土は人と地球にこんなにやさしい 細孔が 空気を含めば→保湿・保温・断熱性 湿気を含めば→調湿・結露防止性 臭いを吸着すれば→脱臭・空気清浄性 音を吸着すれば→吸音・遮音性 ●珪藻土仕上げ材Ｑ＆Ａ Ｑ：土なのに防水は大丈夫？ Ａ：外壁施工時は、シラン吸水防水剤ケーソーアクアを混入して水の吸収を長時間防ぎます。 Ｑ：土なのに床の摩耗は大丈夫？ Ａ：床たたき施工後、表面強化・防塵剤ケーソーハードを塗布して、摩耗を防ぎます。 Ｑ：土なのにカビや藻は大丈夫？ Ａ：専用の防カビ剤混入で、カビや藻の発生を防ぎます。
＊商品の色は、印刷の関係で実際の色とは異なって見えることがあります。

「珪藻土は乾燥するとひび割れがしやすくなるので、補強剤として炭素繊維を混ぜることで、ひび割れに強い仕上げ材にしているんじゃよ。」

「他にもいろんな色があって迷ってしまうわ。」

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