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98.Jun.Vol 81

ホームステップ通信
当社では毎月20日にホームステップ通信を刊行しています。暮らしにまつわる 便利情報や高齢者のためのすまいづくりなど毎月盛りだくさんの話題をご提供して おります。発送ご希望の方はこちらまでメールください。


生ゴミ処理機
ゴミの有料化、ゴミ処理施設問題、ゴミの不法投棄、ゴミ焼却による有害物質の流出・・・。最近、ゴミの話題が多くなってきました。
そんな中、家庭でできるゴミ対策とは、減量化と分別。そこで、今回は、ゴミ減量の強い味方、生ゴミ処理機を取り上げてみました。
▼どう使うの?能力は?

どう使うの?
▼面倒じゃない?
●分解できるもの(種類によって分解スピードが異なります)
分解できるものできないもの
●分解できないもの
貝殻類 牛・豚の大きな骨 大量の牛乳・醤油・油などの液体 金属類・ガラス ・陶器・磁器・石類・割箸・プラスチック類・ビニール類・紙類・たけのこの皮・薬・抗生物質類・煙草の吸い殻・灰など
人間が食べられるものはたいてい処理可能で、生ゴミの分別にそれほど手間はかかりません。(といっても、ビニール袋や封を切ったときに出るゴミなどはもちろん入れられないので、きちんと取り除く必要がありますが。)分別後はそのまま処理機に入れてスイッチを押すだけ。事前に水切りしておけば処理時間もより短縮。メンテナンスは、「バイオ方式」は数ヶ月ごとにチップを交換、「乾燥方式」は乾燥ゴミとなったゴミを週に一度処分するだけですみます。どちらも水分は蒸気になるので、排水の手間もいりません。また、短時間に分解、乾燥するのでニオイ対策も不要です。排気臭も触媒で脱臭できます。家の中に置けるタイプがもっと普及すると便利なのですが。
▼メリットは?
○生ゴミの量が減ってゴミ出しもラクに。
  生ゴミ特有の「クサイ」「キタナイ」も同時に減らせます。
○堆肥としてリサイクルできる。
  処理後はゴミとして処分することもできますが、栄養素が多く含まれているので、熟成させれば肥料として100%リサイクルできます。

▼高いんじゃない?
世相を反映してか、ここ最近では5〜10万円のものも出揃ってきました。また、助成制度を導入する自治体も年々増えています。以下に制度の一部を紹介します。

購入助成金制度
<岐阜市>購入金額の1/2を助成。上限3万円。1世帯1回限り。平成10年5月より実施。
<関市>上限1万円。1世帯1回限り。
  この他、大垣市がコンポストに対して助成制度を実施しています。


 ちなみに岐阜市の制度は、5月1日から100人まで受付ということでしたが、なんと当日朝9時の時点ですでに100人に達してしまったとのことです。今年度の受付はこれで終了しましたが、反響が予想以上だったので、予算が取れれば年度内にまた実施する可能性もあるとのことです。・・・というお話を当日11日に出掛けていき受付終了を告げられた当社の社員数名が聞いたのでした。本当に予想以上にたくさんの方が関心を持っていたんですね・・・。

joho@homestep.com