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床暖房

安全、快適、健康にもいいと3拍子揃った床暖房。
室温が同じでも足元が暖かいとぐっと暖かく感じるもの。自宅に施工してなくても、この快適さを実感したことのある方は多いはず。
寒くなり始めたこの時期、暖房の期待の星、床暖房を取り上げてみました。

床暖房の特徴

床材の下に暖房設備を施し、足元だけでなく床面からの輻射熟によって部屋全体を暖めます。

＜快適性＞

· 足元が暖かい頭寒足熱なので、冷えやのぽせがない。

· 部屋全体が暖かいから薄着でからだを動かしやすい。

· 他の暖房と同じ室温に設定しても、足元が暖かく床面から放射される遠赤外線がからだを芯から暖めるので、より暖かく感じられ必要以上に室温を上げなくてもすむ。

· 運転音がしないので、静か。

＜健康面＞

· 足腰を冷やさないので冷え性の方にもよい。

· 風が起こらないのでほこりを舞い上げない。

· 室内の空気を汚さない。

· フローリング仕上げならダニも住みにくく、カーペット仕上げでも熱によってダニを追い出し掃除機で吸い取りやすくなるので衛生的。

＜安全性＞

· 熱源が露出してないので子供がいても安心。

· 火災ややけどの心配がない。（床暖房の上で寝るのは低温やけどの恐れがあるので避ける）

· 燃料を入れたりといった手間がかからない。

＜経済面＞
設置費は、設置する場所の広さや熱源機の能カ、床仕上げ材の種類、新築であるかリフォームであるか、などにより異なる。また、設置費だけでなく、電気工事費、ガス工事費などエネルギー供給に関する費用もかかる。ランニングコストも、設置方法、面積、気温、などにより異なる。電気式、ガス式を表示しましたが、他の暖房方法と比較してもそれほど高くはない。

＜その他＞
床仕上げ材は、設置方法、暖房設備の種類により対応するものが異なるが、木質フローリングからコルクタイル、カーペット、畳、クッションフロア、タイル、天然石まであらゆるものを使うことができる。このため、水回りへの施工も可能。ただ、種類によっては、木室フローリングの床暖房の上にカーペット等放熱を妨げるものを敷いてはいけないタイプもある。

床暖房の設置方法

＜電気式＞
床仕上げ材の下に面状発熱体（パネルヒーターなど）に電気を通して暖めることにより暖房します。発熱体を敷きその上に床仕上げ材を施工していく方法もありますが、発熟体と仕上げ材が一体となったものも数多く出ており容易に施工できます。熱源機の種類や対応する床仕上げ材の種類も豊富です。最近では、深夜電力を利用して夜間に熱を蓄える蓄熱タイプがコスト安で人気があります。

joho@homestep.com